第26回脳機能とリハビリテーション研究会定例勉強会の発表の概要をアップしました!
勉強会への参加条件はございません。医療従事者、研究者でしたら、どなたでも参加可能です。
みなさまぜひ周囲の方をお誘いの上,ご参加ください.参加申込みの詳細については下記をご参照ください。
期日 2018年9月9日(日) 13時00分〜16時30分 (開場:12時50分より)
会場 タワーホール船堀(東京都) 406会議室(4階) アクセスMAP
参加費 会員 無料 非会員 500円 学部生 無料定員 30名 佐賀洋介
話題提供①
「延髄内側梗塞により対側上下肢の運動麻痺と同側上下肢に失調を呈した症例」 石橋清成(茨城県立医療大学大学院)
症例報告①
「重度の被殻出血により身体パラフレニアと視覚保続を呈した症例」 野﨑貴裕、飯川雄(君津中央病院)
身体パラフレニアとは、片麻痺の否認に加えて、麻痺肢に対する異常な判断を伴う麻痺側半身欠如の体験に錯覚、作話および妄想が結びつくものである。視覚保続とは、視野から対象が消失した後においても前の視覚が続いたり、過去に見た対象が出現する症状である。これらの症状については、様々な報告がなされており、諸説あるが、詳細は不明である。我々は、重度の被殻出血により身体パラフレニアと視覚保続を呈した症例を経験した。その臨床所見、臨床経過について報告する。
症例報告②
「右島後部を中心とした脳梗塞例の臨床所見」 飯川雄(君津中央病院)
島皮質は島中心溝を境に前部と後部に分けられている。また前頭葉、側頭葉、頭頂葉、大脳辺縁系、視床などと線維連絡をもつとされている。以前、本勉強会で我々は左島前部を中心とした脳梗塞例について報告したが、島皮質内の機能局在についてはまだ不明な点が多い。島皮質に病巣が限局する脳梗塞の発症率は、脳梗塞例全体の0.1%以下といわれており、報告例は少ない。今回、我々は右島後部を中心とした脳梗塞例を経験したので、その臨床所見について、先行報告と比較・検討を行う。
参加申込方法・演題(症例報告など)申込み先
方法1.
フォーム入力後、ご登録いただいたアドレスに、参加の可否につきまして返信致します。
方法2.
方法1.がうまくいかない場合、従前通り、定例勉強会事務局宛に以下の項目を明記の上、メールにてご送信下さい。折り返し、参加の採否について返信致します。メール送信後2日以上経っても返信がない場合は、再度、お問い合わせ下さい。
件名: 定例勉強会参加希望
本文: 1.脳リハ研会員or非会員
2.勤務先・所属
3.お名前
4.連絡先(返信可能な個人のメールアドレス)
5.ご職業
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脳機能とリハビリテーション研究会 定例勉強会事務局
担当:山本哲
benkyokai@noukinou.main.jp (@を半角に直して下さい)
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