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脳機能とリハビリテーション研究会ブログ

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【Web開催・会員限定】第37回定例勉強会のご案内(第3弾)

先週末に学術集会が終了し、また12月に行われる研修会の案内がありました。10月は会員限定の定例勉強会が行われます。

今回の定例勉強会では、12月に行われる研修会の<1.脳画像読影のための基礎>を担当する若旅氏によるプチ講座を予定しております。若旅氏は臨床家でありながら、茨城県立医療大学大学院の修士課程を修了し、脳画像を用いた症例報告と研究で学会発表、論文執筆を行っておられます。脳画像に関する基本的な知識だけではなく、その情報を臨床の思考過程でどのように利用するかについて説明していただく予定です。この内容を聞いていただき、研修会の参加もぜひご検討いただければと思います。

症例報告では、使用行動を呈し、食事場面で食べ物を見ると口の中いっぱいになるまで、食べ物を口に運んでしまう症例への対応を報告します。使用行動がADL場面に及ぼす影響やその対応について報告したものはほとんどありません。様々な視点から活発な議論ができればと思っております。

多様な職種や地域、背景をお持ちの医療従事者および研究者の方にご参加して頂ければ幸いです。


第37回 脳機能とリハビリテーション研究会

Web定例勉強会

 1.開催日時・方法

 2021年10月6日(水曜日)18時30分~2000
 Webオンライン形式(Google meet)
  ⇒ Googleアカウントが必要です。
 参加費:無料(研究会会員限定)
  ⇒ 事前参加登録をお願いします。
 定員:100
参加方法:
 下記URLフォームから必要事項をご記入下さい。
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事前参加登録フォーム
(締切:2021年9月30日)
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2.発表演題
症例報告
両側線条体の梗塞により、使用行動を呈した症例
-食事の詰込みへの対応と経過に関する報告-
内田武正(甲州リハビリテーション病院)

使用行動とは、Lhermitte1983)が報告した、物体の触覚、視覚的提示により、物体を掴んで使用してしまう現象である。前頭葉内側面や尾状核の損傷で生じると報告されている。またShallice (1989)は使用行動の種類を、ToyingComplex ToyingCoherent Activity3つに分類している。今回、左線条体梗塞により、使用行動が出現した症例を経験した。症例は検査場面ではToyingComplex ToyingADL場面ではCoherent Activityに相当する現象が見られた。本発表では、使用行動の概要を説明し、症例の使用行動とADL場面への影響について述べる。



プチ講座
脳梗塞と頭部MRIの基本
若旅正弘(茨城県立医療大学付属病院 理学療法科

頭部MRI画像は頭部CT画像よりも画像の種類(T1WIT2WIなど)が多く、より多様な情報が得られる。しかし、頭部MRI画像において、どのような時にどの種類の画像をどのような視点で読影するのか、明確な視点を持ったセラピストはあまり多くはないのではないだろうか。本発表では、症例検討に必要な脳梗塞のMRI画像の読影に必要な基礎知識について述べたい。


3. 参加資格・申し込み事項

 脳リハ研の会員限定勉強会になります.参加者を希望する方は,2021年9月30日までに上記「事前参加登録フォーム」から参加申し込み登録をお願い致します.なお,当日のWeb勉強会はGoogle Meetを使用します.接続にはGoogleアカウントが必要となりますので,申込時までにアカウントの取得をよろしくお願いいたします


4.当日の参加方法

 上記フォームにてお申し込み後,開催5日前を目安とし,研究会より勉強会への招待URLをメール送付します勉強会当日に招待URLよりそれぞれの端末からアクセスしてご参加下さい.


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【勉強会に対する問い合わせ窓口】

脳機能とリハビリテーション研究会 定例勉強会事務局

担当:内田武正 benkyokai@noukinou.main.jp

(@を半角に直して下さい)

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by noureha | 2021-08-26 18:54 | 勉強会
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